-
物流ニュース
静岡県自動車学校 運管資格取得を促進
2016年12月6日
静岡県下に四つの自動車学校を有し、東・中・西・伊豆までカバーする静岡県自動車学校(静岡市葵区)では、国交省から認定を受けた「運行管理者等指導講習」に注力し、運送業界のPRに努めている。
選任されている運行管理者に対して、定期的に一般講習を受講させることが法令で義務付けられているが、同校を運営する静岡自動車学園教習事業部の粟田和博氏は「事業者が一番のターゲットになるのはもちろんだが、視点を変えて、現在求職活動中の方々にもアプローチすることが必要だと考え、ハローワーク(公共職業安定所)にもチラシを置いている」と話し、運行管理者の資格取得への促進を図っている。
求職者にとって資格取得は、就職への大きな武器。運行管理者資格を取得するための費用が比較的安いことや、運送業界の求人が多いことも影響していることで、求職者を支援する側のハローワークにもメリットがある。また、運送業界にとっても、業界にアプローチする人間が増えることは望ましいといえる。
粟田氏は「今後、学生にも周知していきたい。若手が欲しい物流業界だけに、若い方々に業界を知ってもらう一環として、運行管理者の資格を入り口に機会を提供していきたい」と語る。
同じく教習事業部の毛利勝則氏は「運送会社に対して、トータルでサポート出来る体制が整った。運送業界の地位向上の一助となれるよう、自動車学校の立場から尽力したい」と力を込める。
同校では、運行管理者等指導講習の基礎講習(貨物)を実施している。今後の日程は、12月2〜4日、1月10〜12日を予定している。
◎関連リンク→ 静岡県自動車学校この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ