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物流ニュース
ヴェリー 「スーパック」シリーズ販売
2016年12月20日
スーツを手軽に折りたたむことができ、持ち運びに便利な「スーパック」シリーズの販売を手掛けるヴェリー(若林正蔵社長、大阪府東大阪市)。同製品は、若林社長の「出張でも手軽にスーツを持ち運べるようにしたい」という発想から開発された。
低発泡ポリエチレンを特殊な縫製で縫い上げたもので、折りたたんでもスーツにシワがつかないだけでなく、通常の6分1サイズまでコンパクトに折りたためるのが特徴だ。
改良を重ね、今までの1kgから抗菌・消臭スリムバック、パウチインナーケース、ジャケットホルダー、パンツホルダーのセットでわずか約495gと軽量化を実現した。「営業用の鞄に入るサイズまで折りたためるように開発している。出張時などでなるべく手が空くようにできないかと考えて設計した」と若林社長。
縫製は全自動のミシンを使用しており、月間500個という販売実績を誇っている。国内で3年半での販売実績は、約1万7000個とし、順調に実績を伸ばしている。すべて自社の約240坪の工場で生産しており、今後は全自動ミシンをもう1台購入し、さらに安定して増産できる社内体制を構築していく考えだ。
若林社長は「もう1台入れることで1500個を生産できるようにしたい。顧客に安定して製品を提供できるようめざす」と話す。
また、縫い終わりの糸切りはすべて人の手で行っており、梱包時にも再度、不良品がないかチェックを行うなど、品質管理にも注力している。
製品自体がやわらかいため、梱包やダンボールなどつめた場合、すぐに傾いたりしてしまう。そのため、積み込みや配送時に荷崩れを起こしやすいとし、丁寧に取り扱ってくれる運送事業者を求めている。若林社長は「エアキャップを巻き、その上に箱詰めもして入るが、傷つきやすい商品なので大切に扱ってほしい」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社ヴェリーこの記事へのコメント
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