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物流ニュース
モチベアップの給与体系
2017年2月13日
売り上げを上げるための努力は事業者によって様々だ。荷主と交渉し、運賃アップあるいは据え置きながら労働環境の改善を行うことで単価を上げる、効率的な配車をして車両単位の売り上げを上げる。こうした経営者・管理者の取り組みを生かすには、ドライバー自らが考えて行動する仕組みも必要になってくる。
東京都足立区の事業者が実施する給与システムは、ドライバーのモチベーションを高めるための工夫が施されている。月初めに売り上げの目安額を設け、設定額を超えた分の40%をドライバーに還元するというもの。目標額が月80万円、実際に稼いだ金額が100万円の場合、目標額を差し引いた20万円の40%、8万円が支給される。
給与は、2トン車30万円、3トン車35万円、4トン車40万円と設定。年間就業日は287日で、基本給と乗務手当を合わせた合計20万円を最低保障している。そのほかについては時給1000円で計算しているという。
給与明細には支給額だけでなく、月に稼いだ総額を明記する。どれだけ会社の売り上げに貢献できたかを示すことは、ドライバーの向上心を駆り立て、翌月の仕事のモチベーションにもつながっていく。この記事へのコメント
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