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物流ニュース
コンビニ配送、改善への取り組み
2017年2月14日
荷量が減る中で、利益をどう確保していくか――。コンビニのルート配送と時間指定について、出版関係者も試行錯誤している。
雑誌などの発売日は午前0時に切り替わり、同5時に解禁となる。そうすると、同0時から同1時に車両が集中。時間指定のために、店舗数が増えても回れる件数が限られ、かつ小ロットであることからトラックを満載にすることができない。2トン車あるいは4トン車の積載は50%から60%程度にとどまっているという。
そこで、取次事業者はCVSチェーンを運営するオーナーに交渉しているが、「深夜帯に売るために努力している」「いつ到着するかわからないと人員確保に困る」といい、思うように話が進んでいないのが現状だ。
各取次事業者の自社配送地区については、運送事業者の意見を聞きながら共同配送の実施を行っているが、着荷主の協力なくして生産性の向上は限定的なものになる。誠意をもって話せば理解してもらえると信じて、一件一件、説明に足を運んでいる。この記事へのコメント
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