-
物流ニュース
ダカールラリー 日野がトラック総合8位
2017年3月7日
日野自動車は、「ダカールラリー2017」のトラック部門総合順位で、菅原照仁ドライバーが8位となり、5年ぶりにベスト10入りを果たした。排気量10リットル未満クラスでの8連覇と、初参戦から26回連続の完走を達成した。
照仁氏の父親でもある菅原義正ドライバーは総合29位、排気量10L未満クラスでは2位でゴールし、14年大会から4回連続で同クラスのワン・ツー・フィニッシュを親子で飾った。
欧州などのライバルチームが、参戦車のハイパワー化や大量のサポートメンバーと補給部品を投入する物量作戦を進めるなか、同社は「柔よく剛を制す」をモットーに、排気量10L未満の「日野レンジャー」による参戦にこだわっている。「少数精鋭でも『和を尊ぶ』精神でチームワークの強化を続けてきた」とし、「日本ならではの『ものづくりの巧み』で参戦車に徹底的なチューニングを施し、夏季にはメンバー全員が約1か月間の強化合宿に取り組むなどして、チームの総合力を鍛えてきた」という。
同社の市川正和社長は、「ずっと応援してきたが、照仁さんのシングルフィニッシュは立派。義正さんもよく頑張ってくれた。とても満足している」と語った。
チーム代表でドライバーの菅原義正氏は、「照仁が総合8位を獲れてよかった。自分も予定通りの走りで排気量10L未満クラスのワン・ツーが達成できた。まだまだ元気」と応援への感謝を込めたコメントを寄せた。
菅原照仁ドライバーは、「クルマが良くなったこととは別に、今回はステージのキャンセルが多かったことやナビが難しかったことも我々にとってはプラスだったと思うが、まぐれではなく頑張った結果。次回に向けて、もっとクルマを良くしていきたい」と早くも次大会を見据えている。
◎関連リンク→ 日野自動車株式会社この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ