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物流ニュース
JILS ロジスティクス関西大会「物流網の弱体化回避を」
2017年3月28日
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する、ロジスティクス関西大会が2月16日と17日の日程で開催された。大会のテーマは「未来を創造するロジスティクスイノベーション」。
冒頭、流通科学大学商学部流通学科教授の森隆行氏(JILS関西支部運営委員会委員長)が「ロジスティクスは極めて公共性の高いシステムであることから、業界の枠組みを越えたロジスティクスの再構築が重要な課題となる」とあいさつした。続いて、大会の実行委員会委員長であるノーリツ物流システム部副理事・担当部長の三村光昭氏が「今後、人材不足の物流業で、AIなどを駆使して生産性を向上させることが重要になってくる。日本経済にとって物流網の弱体化は避けなければいけない」と述べた。
1日目の基調講演は、ローランド・ベルガー代表取締役社長の長島聡氏が務め、「デジタル化の潮流とロジスティクスの革新~企業と顧客をつなぐ新たな貢献~」と題し講演。
その後のセッション1では、キユーピー執行役員ロジスティクス本部長の藤田正美氏、日立物流ロジスティクスソリューション開発本部執行役本部長の藤谷寛幹氏、シジシージャパン執行役員物流事業部長の永田孝司氏の3人が講演した。
2日目のセッション2では、サンスターSTARLECSグループ経営本部理事の荒木協和氏、ホームロジスティクス代表取締役社長の松浦学氏、郵船ロジスティクス第一総合開発営業部兼第二総合開発営業部部長補佐、ロジスティクス事業部販売推進課兼事業統括課課長の嶋田陽介氏が登壇。また特別講演として、マツダ常務執行役員(技術研究所・パワートレイン開発・統合制御システム開発担当)の人見光夫氏が、SKYACTIVエンジン開発について講演した。
◎関連リンク→ 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会この記事へのコメント
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