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物流ニュース
エコトラック 大型天然ガストラック導入、出発式で普及拡大を祈願
2017年2月27日
今年度から環境省、国交省、経産省の3省が連携して「先進環境トラック・バス導入加速事業」が開始され、同事業を受けてエコトラック(門真市)に第1号車となる大型天然ガストラックが導入された。環境対応大型車の普及拡大を祈願して、2月27日にエコトラック本社で出発式が挙行された。
冒頭、エコトラック代表取締役の池田雅信氏は「天然ガストラックとの出会いは私の人生を変え、同車の普及に使命感を感じるようになった。かつて近距離輸送を中心として普及していたが、燃料をたくさん使用する大型の長距離輸送にこそ使用されるべきと提言してきた。一般の事業者でも使える天然ガストラックが、誰でも買えるような環境がようやく整備された」とあいさつした。
続いて、国交省自動車局貨物課長の加藤進氏は、「東日本大震災を経験し、天然ガストラック普及に取り組んでいくべきと、国土強靭化のアクションプランが昨年、政府でまとめられた。高速走行で、10%以上のCO2削減効果がある同車両の登場で、温暖化対策が加速することを期待している」とあいさつした。さらに、荷主を代表し、パナソニック物流企画部長の安藤健太郎氏があいさつに立った。同車両は、パナソニックの東京―大阪間の配送に使用される。
関係者らによるテープカットが行われた後、いすゞ自動車の担当者から同車の説明が行われた。
◎関連リンク→ 株式会社エコトラックこの記事へのコメント
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