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物流ニュース
働きがいのある環境に
2017年5月15日
深刻な人材不足にあえぐトラック運送業界だが、一方で、クルマの自動運転やドローンなどの実用化に伴い、将来的にはトラック運送業界の労働形態も大きく変わるとの見方もある。アメリカの大学が発表した論文では、「機械が奪う職業・仕事」の中に「大型トラックの運転者」も含まれていた。大阪府の運送事業者は、この世間の風潮に「冗談じゃない」と憤る。
「我々プロが誇りを持ってハンドルを握り、まごころを込めてお届けしている荷物を、機械を使って自動で手軽に運ぼうという発想がおかしい。我々の仕事をバカにしているし、未来のない先細りの業界というイメージを世間に植え付け、ますます魅力がなくなり、さらに人が集まらなくなってしまう」と同事業者。「もちろん、運送業界はけっしてなくならない。もっとドライバーが誇りを持って仕事に取り組めるよう、働きがいのある環境づくりこそ必要だ」と訴える。この記事へのコメント
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