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    「積載量が少ない」 4トンの需要減少か

    2017年5月16日

     
     
     

     鋼材や精密機械などを輸送している大阪府堺市の運送A社では先日、荷主からの要望でエアサス使用の4トン車を導入した。
     しかし、今まで保有していた4トン車と比べて、積載量が約600キロ少ない3トン未満の積載しか認められず、「当初は今までの車両と同じく3トン積載できると考えていた」とし、「3トンも積載できない4トン車は、2トン車より意味のない車両になりつつある」と嘆くA社長。「過積載については現在、警察をはじめ荷主からも厳しい目で見られている。今後、この車両で仕事を請け負っていけるのか」と不安を感じている。
     食品輸送を展開する大阪市の運送B社では「4トン車は総重量8トンで、冷凍機やゲートなどを装着すれば、ボディーの仕様によっては2トン半程度と、積載量が少なくなる。そのため、現在は2トンベースで3トン積載可能な冷凍車を導入している」という。


     冷凍機やゲート、さらに保冷能力が高いボディーの仕様だが、「積載量が3トン取れるので、当社では同車両に順番に入れ替えている。価格は700万円以上で、あまり安くはないが、積載量などを考えれば2トンベースの3トン車の方が4トン車より効率がいい」と話す。
     また、高石市の運送C社では「保有トラック20台のうち8割が8トン車で、4トン車は3台しかない。いずれドライバー全員が大型免許を取得すれば、4トン車はなくなる可能性が高い。4トン車は平車でも積載量が少ないため、使うところも少なくなっている」と話す。
     また、「積載量が少ないことから、現状の運賃体系では売り上げを稼げない。8トン車についてはベースは4トン車の大きさだが、ほとんどが7トンから8トン積載できる。また、増トン車ではないので通行許可は必要なく、狭い道路や工事現場などでは重宝されるため、荷主からのニーズも高い。当社でも、4トン車はほとんど必要なくなってきている」と話した。
     トラックは装備などで車両自体の重量が増え、その結果、積載量が少なくなる。輸送効率や積載効率などを考えると、今までの4トン車は今後、ますます需要がなくなっていくかもしれない。

     
     
     
     
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