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物流ニュース
関東地方整備局 各港湾事業の概要を発表
2017年4月30日
関東地方整備局は4月25日、平成29年度の各港湾における事業概要を発表した。東京港では、 コンテナ船の大型化へ対応するため、水深16mの耐震強化岸壁を整備するとともに、有明と中央防波堤地区を結ぶ「臨港道路南北線」を整備する。
横浜港では、国際コンテナ戦略港湾「京浜港」の拠点ターミナルとして、増加するコンテナ貨物需要や船舶の大型化に対応するため、南本牧ふ頭地区に水深18mの耐震強化岸壁を有する大水深コンテナターミナルを整備する。完成自動車の取扱量の増加と自動車運搬船の大型化に対応するため、大黒ふ頭地区の岸壁を水深12㍍へ増深改良する。また、港内のコンテナ輸送の効率化を図るため、南本牧ふ頭と本牧ふ頭を結ぶ臨港道路を整備し、高速道路ネットワークに接続する。
川崎港では、慢性化する交通混雑の緩和と輸送ルートの多重化を図るため、東扇島地区と内陸部を結ぶ臨港道路の整備を行う。
千葉港では、葛南中央地区において、泊地及び航路の埋没対策として防泥柵の整備、岸壁の整備を実施する。
鹿島港及び茨城港では、貨物船の大型化に対応するとともに大規模地震に対する耐震性能を有する新たな国際物流ターミナルの整備を進める。この記事へのコメント
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