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物流ニュース
NCW レッカー事業推進議員連盟主催の大型バス横転救助訓練実施
2017年6月14日
レッカー事業推進議員連盟(平沢勝栄衆院議員)の主催で警視庁機動隊と全国車載車・レッカー事業協同組合(NCW。下澤昭安代表理事、下沢自動車会長)による「首都直下型地震を想定した大型バス横転引き起こし救助訓練」が5月16日、国会議事堂近くの駐車場で行われた。
訓練は、災害時の緊急路確保のためのもので、NCWと警視庁機動隊が連携した訓練は今回が初めてとなる。訓練の目的について、佐藤章理事(オートアシスト&サトーレッカー社長)が「緊急時における連携作業の訓練と、レッカー活動がしやすくなるように政治家に認知してもらうため」と話した。
また、訓練終了後に、レッカー業界から国会議員へ、業務を遂行する上で問題となる点を報告。レッカー車両の軸重、車両重量の緩和措置と、緊急自動車許可及び用途の全国統一化についての二つの問題を提起した。NCWの3省庁部会長を務める小島光博理事(小島レッカー社長)が「レッカー車の装置が車の後方部にあるため、作業すると前輪が浮いてしまう」とし、「現状の法律で決められている25㌧を30㌧に変えてもらいたい」と説明。
また、「パトカーなどの緊急車両と同様に、緊急時にレッカー車にも、赤色回転灯の使用を可能にしてもらいたい」と話し、「現場に向かう時から、作業が終了するまでは、高速道路や一般道路でも使用することができれば、迅速な救助と作業員の安全が守れる」と説明した。
◎関連リンク→ 全国車載車・レッカー事業協同組合この記事へのコメント
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