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物流ニュース
3PL協会 新会長に和佐見氏、大須賀氏は名誉顧問に
2017年6月21日
日本3PL協会(大須賀正孝会長=写真右、東京都千代田区)は5月17日、総会を開催した。
今期は役員改選の年ではないが、大須賀会長は今総会をもって会長職辞任を希望し、次期会長に副会長の和佐見勝氏(同左)を推薦。これを受け、4月に行われた理事会で和佐見副会長を新会長とすることを承認した。代表理事も和佐見氏となる。
大須賀氏の辞任理由は、現在、浜松商工会議所会頭をはじめ多数の団体で役員を兼任し多忙を極めていたため。創設時から同協会を牽引してきた同氏の功績に対し、理事会では同氏を名誉顧問とすることに全員一致で可決。総会で盛大な拍手で承認された。
2016年度の委員会事業報告として人材・センター運営、効率化、EC物流の各委員長が活動報告。EC物流は17年度活動方針として、ワーキンググループ(WG)1~3段階それぞれの活動および収得目標についても説明し、より多くの参加を呼び掛けた。
懇親会では、来賓で参列した国交省大臣官房審議官の重田雅史氏が「部分的な効率化でなく、全体最適を実現するのが3PLであり、今後求められるイノベーションである」とあいさつ。大須賀氏は乾杯のあいさつで「これからも一生懸命応援していくので、和佐見新会長とともに、今まで以上に素晴らしい協会にしていきましょう」と述べた。
和佐見新会長は就任あいさつとして、「大須賀名誉会長はこの協会を設立する前から力を尽くしてこられた。これらをしっかりと伝承していく」とし、「ミレニアム世代と言われる17歳から37歳の人を物流業界に確保していかねばならない。人を確保するために時間管理をしっかりとし、長時間労働をなくすこと、そして高いレベルに合った適正運賃を請求し、社員の生活を保障することが大事」と語った。
◎関連リンク→ 日本3PL協会この記事へのコメント
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