-
物流ニュース
トヨタ輸送とトヨタ協輸会 ドラコン開催
2017年7月10日
トヨタ輸送(板坂克則社長、豊田市)とトヨタ協輸会(青木信幸会長、マルノウチ)は5月23日、みよし市の中部トラック総合研修センターで、ドライバーズコンテストを開催。日本で初めてキャリアカーを対象とした全国レベルのドラコンを1999年から開催し、今年で19回目を迎えた。
主催者あいさつで板坂社長は「本日出場する皆さんは、たいへん優秀なドライバー。トヨタ輸送グループの模範として他のメンバーへ伝承し、全体のレベル向上に寄与してくれることを期待している」と激励した。来賓の中部運輸局長の鈴木昭久氏からは、選手らにエールが送られた。
今年も、北海道から九州まで全国7ブロックに分かれた予選・地区大会を開催。同社と協輸会をあわせて54社2100人の中から選ばれた36人が、キャリアカー、部品トラック、フォークリフトの各部門に分かれ、筆記審査や実技審査(点検・走行・作業)を実施。これまで走行部門では運転技能を中心とした審査(パイロンを使用したスラローム走行)であったが、今年から交通事故防止の観点から、交通法規の順守や基本的な走行技術を重視した審査(一般道を想定した専用コースを走行)となった。
競技と並行して会場には、トヨタ輸送グループの次世代キャリアカー「T―MODEL」を展示。2014年から開発し、今年から量産体制を構築。安全対策・作業負荷軽減のほか、最大積載量の拡充により重量規制強化にも有効な輸送機器となっている。
成績は次の通り。(敬称略)
キャリアカー部門=1位・松本直樹(トヨタ輸送)、2位・中村正明(同)、3位・渡邉有路(豊鉄輸送)
部品トラック部門=1位・宮脇正樹(名古屋東部陸運)
フォークリフト部門=1位・吉武和彦(TOUHAKU)
◎関連リンク→ トヨタ輸送株式会社この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ