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    新たなフェリー航路 宮古ー室蘭 開設へ

    2017年10月3日

     
     
     

     平成30年6月に川崎近海汽船が室蘭港のフェリー埠頭と岩手県宮古港の藤原埠頭とを結ぶ、新たなフェリー航路を開設する。スタートまで1年となる新航路について、道内の物流業界では「いかに有効に活用するか」と検討する動きが出始めている。
     新たなフェリー航路は1日1便、10時間で北海道と東北を結ぶ。宮古を午前8時に出航し、室蘭には午後6時に着き、室蘭からは午後8時に出航し、宮古には翌日午前6時に着く。北海道では夕方までに室蘭に貨物をつければ、翌日午前中には東北各地にそれを届けることができる。
     トラックの積載能力は69台(12m車換算)、運賃は11m以上12m未満の車両で6万9700円。車両のサイズが1m増すごとに5800円が加算される予定だ。
     これは苫小牧と八戸を結ぶフェリー運賃より若干高いものの、苫小牧と仙台を結ぶ運賃よりも大幅に安い。宮古から盛岡(約100km)を結ぶ宮古盛岡横断道路、宮古から仙台(約300km)を結ぶ三陸沿岸道路、ともに通行料無料のため、物流の総コストは他の航路と比べてもかなり競争力があるものとなる。


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     室蘭から出て行く貨物は現在、農産品や水産品、冷凍食品や加工食品などが想定されているが、実際の需要はまだ見えていない。
     航路を持続可能なものにするためにもベースカーゴが必要だとして、苫小牧と仙台間を運航している既存の貨物を「コストが安く、リードタイムが短い」ことを打ち出し、これを宮古/室蘭航路に振り替えてはどうかという動きも増えている。
     また、室蘭市では昨今、鉄道輸送に利用されている小型の12フィートコンテナを活用し、鉄道貨物と海上輸送を連携させる国内初の取り組みを行っている。
     これは室蘭港まで鉄道輸送し、そのまま海外へ輸出する「シー&レール」の実現に向けた取り組みだが、トラックドライバーの人材不足や拘束時間の問題を背景として、これを応用した国内版の「シー&レール」輸送の実現を期待する声も高まっている。
    ◎関連リンク→ 川崎近海汽船株式会社

     
     
     
     
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