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    道内111事業者調査にみる運送業の経営実態

    2017年8月29日

     
     
     

     北海道のトラック運送事業者の経営実態について、北ト協が3月に発行した冊子「あらたな視点に立って経営を見直してみよう」から見てみる。同冊子は道内1111の事業者を調査したもので、最新のデータは2015年度。
     同年度の道内事業者の事業規模の割合は、車両数5台以下が28.1%、6〜10台が26.0%、11〜15台が13.3%、16〜20台が7.2%、21〜30台が8.9%、31〜50台が8.0%、51〜100台が5.8%、101台以上が2.7%となっている。10台以下の事業者の割合が54.1%と半数以上を占めており、全体の3分の2以上が15台以下の事業者となっている。
     運送事業の営業損益を見ると、黒字を出しているのは全体のうち65.9%で、3分の1以上の事業者が本業で赤字となっている。これを規模別で見ると、運送事業で営業黒字を出しているのは10台以下の事業者で61.1%、11〜20台では59.5%、21〜50台では70.0%、51台以上では79.9%。51台以上の規模では、およそ8割の事業者が運送での営業黒字を達成している。


     また、経常損益では全体の70.1%が経常黒字となった。
     運送事業における利益率は、全体で経常損益率が3.42%。規模別では、10台以下の事業者で2.02%、11〜20台では2.99%、21〜50台では3.36%、51台以上では3.79%となり、規模が大きくなるにつれて経常利益率が高くなった。
     運送収益に対する費用比率などの平均値を見ると、売上高にあたる運送収益は3億5809万円。このうち、運送費の人件費は26.67%、燃料油脂費は10.04%、修繕費は5.60%、減価償却費は5.53%、保険料は1.70%などとなった。一般管理費は10.90%。
     このほか、北海道全体の主な経営指標を見ると、実働率は59.6%(前年度比0.3%増)、実車率は52.4%(同6.3%減)、日車あたりの営業収益は4万1700円(同1万300円減)、走行距離あたりの営業収益は210円(同43円減)、労働分配率76.7%(同6.7%増)などとなっている。

     
     
     
     
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