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物流ニュース
ロジネットジャパン JR貨物とタイアップで長距離輸送新たな取り組み
2017年6月29日
ロジネットジャパン(木村輝美社長、札幌市中央区)は6月8日、関東〜関西間の長距離幹線輸送について、JR貨物とタイアップして新たな取り組みを行うと発表した。
鉄道貨物輸送、トレーラ輸送と大型トラック輸送をセットにした輸送提案を「LNJ長距離幹線輸送セレクションR&R」として商品化し、営業を行う。幹線輸送でのドライバー不足対策に寄与しつつ、物流効率化を実現することを目的としている。
リードタイムに余裕のある「急ぎではない」輸送需要に対して、土・日・祝日の貨物列車の空きスペース及び平日の特定時間帯の貨物列車の空きスペースを活用してJRコンテナによる発送を荷主企業に提案し、「急がなくてもいい荷物」の輸送需要の掘り起こしを行う。
貨物列車の空きスペースを、関東〜関西間での輸送需給不均衡分の吸収バッファーとして利用する狙いがある。
あわせて、荷主企業に対して、鉄道貨物輸送が安定的な輸送モードであることを強くアピールし、関東~関西間でのトータル物流コスト低減の提案を行い、鉄道貨物輸送の利用促進を図る。
また、これと並行して関東~関西間でトレーラのスイッチ運行を行う。関東側の集荷・配達業務を、関東~中部間を往復するトラクタヘッドと別なヘッドで行うことで、運行経路を3分割する。中部でのスイッチ拠点として、8月に運用開始予定の新センター(愛知県小牧市)を活用する。
これにより、ヘッドのドライバー1人あたりの運行時間が短縮されるほか、集配と運行を分離して別のヘッドで輸送することで、集荷時間や配達時間帯に幅を持つことができ、荷主企業にとって活用しやすい実用性の高いサービスとなるとしている。
◎関連リンク→ 株式会社ロジネットジャパングループこの記事へのコメント
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