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物流ニュース
占冠IC付近 臨時駐車場を開設、混雑の解消目指す
2017年8月18日
【北海道】占冠村では6月14日から、急増する通行車両に対応するため道東道の占冠IC近くに臨時駐車場を開設した。10月末までの予定で、道東と道東の間を運行するトラックにとって朗報となる。
場所は、占冠ICを下車し、国道237号のT字路を右折(道の駅・富良野方面)した約250m先。
昨年北海道を襲った台風の影響により、北海道の東西を結ぶ国道274号の日勝峠が通行止めとなり、今秋の復旧までの間、代替措置として道東道の「占冠IC〜十勝清水IC」間の通行料が無料とされている。無料になるのは「当該区間のみを通行した場合」のため、両ICでは車両の乗り降りが増え、とりわけ占冠ICの近辺では、路上や私有地などでUターンする車両が出るなど問題化している。
今回、IC至近に臨時の駐車場が整備されたことで、ここをUターンのポイントとして活用できることになり、混雑の解消のほか、トラックドライバーの運行時間の短縮も期待できる。
北ト協の北村洋専務は「道開発局などに対し、昨年から占冠IC付近での利便性・安全性向上に向けた取り組みを要請しており、それが奏功した結果」と受け止めている。占冠村は「駐車場への出入り口は一方通行となるので、必ずルールに従って走行してほしい。ドライバーに安全運転のための休憩スペースを提供するもので、トイレや飲食の施設は設けていない。トイレは道の駅へ、飲食が必要な方は道の駅もしくは村内の商店を利用してほしい」としている。この記事へのコメント
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