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物流ニュース
アサヒロジなどビール物流4社 飲酒運転根絶に共同宣言
2017年8月16日
アサヒロジ(山﨑稔社長)は7月1日、キリングループロジスティクス、サッポログループ、サントリーロジスティクスのビールグループ物流が共同で「飲酒運転根絶に向けた共同宣言」を行い、4社社長が連名で発信。各社のWebサイトに掲載している。
アサヒロジ・安全企画推進部の宮本秀俊部長は「この取り組みの協議を始めたのは今年の3月頃。酒類を扱うメーカーの物流4社が協働することで、各社の協力会社を巻き込んで、社会的課題である『飲酒運転根絶』を図りたいという思いでスタートした。現状では4社で飲酒運転が発生しているわけではないが、 同じアルコールチェッカーを使用し、 同じ条件・運用ルールを徹底し、情報の共有を図る。また万一、4社の関係会社のドライバーがチェックにかかった場合は、4社が協働して『2度と起こさない』教育・指導を行っていく」と説明。さらに「ドライバー不足、トラック不足が言われる昨今、4社に集まった車両・ドライバーを大切に育てるという意味もある」という。そして「4社協働で取り組みを行うことで、訴求力の向上、効率的運用、輸送パートナー・協力会社との連携を図り、『飲酒運転根絶』をさらに強化していく」と話す。
共同宣言の内容は、「わたしたちは、社会・地域の一員として、重大事故につながる危険な飲酒運転根絶に向けた活動を行います。飲酒運転は、社会・地域の皆様の幸福、絆を阻害する悪質な犯罪です。飲酒運転は運転者本人、車やお酒の提供者、同乗者が厳しく罰せられるだけでなく、被害者やその家族の人生を大きく狂わせる結果につながります。わたしたちは飲酒運転根絶に向けた活動を行うことを4社共同で宣言いたします」とし、「『飲酒運転を絶対にしない、させない』活動」と「適切な飲酒習慣を身に付け、酒気帯びでの運転は絶対に行いません、させません」そして「点呼・アルコールチェックを行い、飲酒運転・酒気帯び運転の未然防止を行います」の3点を「パートナー・協力会社とともに実践いたします」と宣言した。
◎関連リンク→ アサヒロジ株式会社この記事へのコメント
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