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物流ニュース
JILS総会 「社会インフラの発展へ」物流合理化賞表彰式も
2017年7月21日
日本ロジスティクスシステム協会(JILS、遠藤信博会長)は6月28日、第7回定時総会を開催した。役員人事では理事1人の異動があり、亀井淳氏(イトーヨーカ堂)の退任で三枝富博氏(同)が理事に選ばれ、同日行われた理事会で副会長に就任した。
2017年3月末日時点での会員数は法人会員が895社・910口(前年比36社増・34口増)、個人会員は60人(同4人増)となった。2016年度の決算報告は、経常収益計が9億9797万円、経常費用計は8億9274万円で、経常外収益・費用を差引後の正味財産期末残高は9億5294万円となった。
遠藤会長はあいさつで「今年度、当協会は設立25周年を迎えることができた。この節目に改めて『ロジスティクスコンセプト2020』に描かれたビジョンのもと、社会インフラの発展に向けて活動を展開していく」と述べ、2017年度の活動方針とした「①ロジスティクスイノベーション推進のための取り組み②グローバルロジスティクスの進展に向けた取り組み③労働力不足を克服するための、現場改善推進の取り組み④ロジスティクス人材の育成に向けた取り組み⑤ロジスティクス分野の環境課題への取り組みと新しい協定への対応」の五つを重点活動として説明。「これらの重点活動と共に当協会は、社会と時代の期待に応えるため、より一層、活動を充実させていく」と話した。
総会後には「2017年度物流合理化賞」の受賞者表彰式も行われ、物流業務部門ではアドバンスト・ロジスティックス・ソリューションズが、物流管理部門では本田技研工業が受賞した。「2017年物流合理化努力賞」は物流業務部門で日昭産業、ロジスティクス・ネットワーク、ロジスティックスオペレーションサービスの3社、物流管理部門でスバルロジスティクス、ホームロジスティクスの2社が受賞した。
同協会では2018年5月15・16日に開く「全日本物流改善事例大会」での発表者募集を開始。応募受け付けは来年1月中旬まで。
◎関連リンク→ 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会この記事へのコメント
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