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物流ニュース
東京都貨物輸送評価制度 29年度は281社が取得
2017年7月24日
東京都は7月3日、貨物運送事業者のエコドライブなどCO2削減の取り組みを、実走行燃費で評価する「貨物輸送評価制度」について、平成29年度評価取得事業者を公表。今年度「3つ星」評価を受けた事業者は18社、「準3つ星」37社、「2つ星」70社、「準2つ星」48社、「1つ星」108社で、全体では前年度比17社増の281社となっている。今年度から車両区分が52から60に細分化され、より実態に近い評価が可能になり、評価方法も3段階から5段階となった。
同制度は、営業地を問わず、都内に貨物を運送する緑・黒ナンバー事業者を対象に、東ト協が実施する「グリーン・エコプロジェクト」で蓄積した月単位の燃費データ約96万件から、車種・重量などで設定した60区分のベンチマークをもとに、事業者個々の自動車の実走行燃費の偏差値を算出し、各事業者の全車両の平均偏差値で評価を行うもの。ドライバーへの教育訓練、指導体制構築、燃費管理、燃費データベース構築の状況などを総合して、会社全体の取り組みを評価している。都は、こうした事業者のCO2削減の努力と実績を荷主にアピールし、環境に配慮した事業者選択を促進することで、さらなるCO2削減を進めるとしている。この記事へのコメント
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