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物流ニュース
中京陸運 環境に配慮した弥富営業所を開設
2017年8月31日
中京陸運(鷹見正彦社長、名古屋市熱田区)はこのほど、港(愛知県弥富市)と藤前(名古屋市港区)の両営業所を統合し、新たに弥富営業所(愛知県海部郡飛島村)を開設した。両営業所では液体輸送をメーンに行い、順調に推移する中でローリー車が増加。収容が困難になる中で、今回の統合で効率化を図り、事業を拡大させていくとしている。
総投資額は10億円。両営業所の車両を併せた120台と従業員を弥富営業所に移設。1万600平方mの面積を有し、事務所や整備場、タンク洗浄機などを備える。2階建ての事務所は、休憩室や男女別のシャワールームとパウダールームを完備。女性ドライバーが快適に働けるように、環境整備にも着手した。
液体輸送に特化しているため、タンク洗浄機も最新機種を2機導入。洗浄能力を上げることで、多品種を扱うローリー車の輸送効率を高める。洗浄水は地下水を利用し、廃液は中和処理することで、環境の負荷低減にも貢献している。
事務所の南側壁面は、強化遮熱ガラスを使い、窓面積を大きく確保。自然光をふんだん採り込みながらも、夏でも涼しい室内となっている。照明もLEDを設置し、環境に配慮した営業所を完成させた。
新営業所は、東名阪自動車道の蟹江ICや伊勢湾岸自動車道の湾岸弥富ICに近くアクセスも良好。なお、これまでの港営業所は賃借する予定。藤前営業所はゴミ収集やリサイクル業務を手掛けてきた、藤前エコ事業所を営業所に格上げする。
鷹見社長は「従業員が快適に仕事ができる環境を整えると共に、良質なサービスを提供することで、顧客の要望にも応えていきたい」と話している。
◎関連リンク→ 中京陸運株式会社この記事へのコメント
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