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物流ニュース
西濃運輸 九州方面の輸送でJR貨物と連携
2017年8月22日
西濃運輸(神谷正博社長、岐阜県大垣市)は8月8日、東京方面の事業所から九州方面の事業所へ10トントラックで行っていた輸送を、大阪貨物ターミナル駅までトラック輸送し、その後は日本貨物鉄道と連携して貨物列車で輸送する取り組みを開始すると発表。この取り組みは、5月からの準備期間を経て実施されるもので、同8日付で国交省の「総合効率化計画」に認定された。
今回の取り組み内容は、東京・大阪間の上り・下りの幹線輸送のトラックの荷量に不均衡が生じていた。そこで積載に余裕がある下り便(関西方面行き)の効率を上げるために、6台の大型トラックを九州宛ての鉄道コンテナを搭載する車両に変更し、大阪地区で鉄道輸送につなぐことで積載の向上を図る。
この取り組みによって、ドライバーの労働時間を約33%削減することや、CO2の排出量を約26%削減、トラックによる輸送量をトンキロベースで約36%削減することを目標とする。
◎関連リンク→ 西濃運輸株式会社この記事へのコメント
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