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物流ニュース
札ト協 トラックの日イベントで運送題材の絵本読み聞かせ
2017年9月29日
札ト協(工藤修二会長)は9月3日、アリオ札幌でトラックの日のイベントとして恒例の「チビッコあつまれ! 読み聞かせ広場」を開催。札幌市教育委員会、札幌運輸支局、北ト協が後援した。
同ト協マスコットキャラクター・白熊のトラック運転者ランディーを主人公とするオリジナル絵本の読み聞かせを行ったほか、札幌市学校図書館地域開放協議会を通じて、学校開放図書館4校(二条小、本通小、幌東小、真栄小)に対し、児童図書ライブラリ充実のため、それぞれ3万円の全国共通図書カードを寄贈。
青年部会(吉谷隆昭部会長)、女性部会(埀石勝美部会長)、協会事務局などが運営を担当し、会場は多くの家族連れで大盛況となった。
トラックやドライバーの社会的重要性のアピールと業界のイメージアップを図るとともに、地域の子どもたちの情操教育を支援することを目的として、トラック運送をモチーフにした12作目となるランディーの新作絵本「ランディーとレオンのおとどけもの」などの読み聞かせを行い、来場した子どもたちに絵本をプレゼントした。読み聞かせは、青年部会のメンバーや絵本の作者のそらさんらにより、合計4ステージ行った。
このほか会場では、トラックぬり絵コンテストの応募作・入選作の掲示、トラックパネルの展示、ぬり絵コーナーなどを設け、オリジナル風船をプレゼント。屋外の特設会場では、トラック搭乗による死角体験のほか、ミュージシャンによるライブ、子ども交通安全免許証のプレゼント、ランディーとの記念撮影会など行った。
工藤会長は「みなさまのところに毎朝届く新聞や新鮮な野菜、魚、肉、着ている服など、全てトラックで運んでいる。このほか災害で困っている被災地までトラックは色々な緊急物資を運んでいる。このようなことを再認識していただきたい」と来場者に向けてあいさつを述べた。
札ト協が発行したオリジナル絵本「ランディーとレオンのおとどけもの」は、地元の人気絵本作家そらさんによる新作。
カメレオンのレオンから「娘の結婚式にブーケを届けてほしい」との依頼を受けたトラック運転者のランディーが、機転をきかせて仕事をする心温まるストーリーとなっており、「商品に想いを乗せて届ける」様子を表現している。
同ト協では「トラック運送事業は、国民生活と日本経済を支える重要なライフラインとして、決して欠かすことのできないもの。今回の絵本では、トラックドライバーが大切な荷物を運ぶことによって、受け取った方や送った方にも感動や希望を与えることのできる夢のある仕事であることを知っていただける作品となっている」としている。
この絵本は3800冊作製し、イベントに来場した子どもたち以外にも、管内の幼稚園・保育所・小学校図書館・児童会館など教育施設に寄贈する。この記事へのコメント
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