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物流ニュース
JR東海 駅に宅配ロッカー設置、中部地区初の試み
2017年11月6日
東海旅客鉄道(JR東海、名古屋市中村区)とグループ会社の名古屋ステーション開発(同中村区)は、今年度から利用者の利便性向上や環境負荷軽減を目的として、駅に宅配ロッカーの設置を行っている。
ロッカーの設置を担当したのは、ヤマト運輸とネオポスト(フランス)の共同出資会社packcity Japan(パックシティジャパン、東京都千代田区)。宅配ロッカーはPUDOステーション。設置されている駅は現在「名古屋駅」「金山駅」「鶴舞駅」など名古屋市内の駅のほか「刈谷駅」となっている。
中部地区における鉄道駅の宅配ロッカー設置は、これが初めての試みとなっており、利用時間を24時間もしくは早朝から深夜終電までと設定することで、各個人のライフスタイルに合わせた活用と再配達の軽減が見込まれている。
パックシティジャパンの広報担当者に、現在の利用状況について聞くと「具体的な数字については公開していないのでお答えしかねる」とするものの、併せて「設置以降、順調に利用者数も増加していることは確かで、我々もお客様からのニーズの高さを実感している」とコメントしている。
名古屋など首都圏外エリアにおける今後の宅配ロッカーの増設といった展開予定については、「現在は東京、関東をメーンに展開しているので、今後の増設もそうした地域が多くなるのでは」としつつ「しかし、他のエリアでも需要が確認できれば、増設の可能性はある」との答えだった。
◎関連リンク→ 東海旅客鉄道株式会社この記事へのコメント
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