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物流ニュース
オイシックスドット大地 農協との取り組み強化、着実に成長
2017年10月24日
オイシックスドット大地(高島宏平社長、東京都品川区)は9月19日、既存の契約農家との取組みに加え、仕入れ先拡大および商品開発の拡充のため、農業協同組合との取り組み強化を開始したと発表。背景には農業競争力強化支援法が本年8月から施行されるなど、日本の農業に注目が集まっていることがある。
同社では、自社の安全基準(Oisix基準)を満たし、かつ安定的な商品の供給が可能な地域農協など、農協関連団体との取り引き拡大を図っており、取引金額は昨年対比で約2.2倍に成長している。
9月からは、JA冨里市との協業により、葉物やにんじんの導入を予定している。
同社のメリットとしては「Oisix基準を満たし、かつ大型産地の生産者を有しており、安定的な商品の仕入れが可能」「最新の選果機や予冷施設などを導入しており、安定した品質で仕入れることができる」「製造機能を有しており、農産加工品の開発が可能」などが挙げられる。
一方、農協や農協に所属する生産者にとってのメリットには「新しい販路となり、野菜や果物の消費を増やし、製造工場の施設を有効活用できる」「一般市場と異なり、直接取引を行うため、需要と供給のバランスにより価格が変動しないため、安定した価格での取引が可能となり生産計画を立てやすい」いった点がある。
同社では、今後も、多様な方法で顧客ニーズの高い商品の仕入れ先を拡大させ、農協との取組みを継続し、農業界の活性化に寄与していくとしている。
◎関連リンク→ オイシックスドット大地株式会社この記事へのコメント
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