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物流ニュース
鴻池グループのKAPS 福岡空港で新サービス開始
2017年11月15日
鴻池運輸(大阪市中央区)のグループ会社で関西国際空港(関空)、東京国際空港(羽田)、成田国際空港(成田)、大阪国際空港(伊丹)でグランドハンドリング業務を行うコウノイケ・エアポートサービス(KAPS)は、昨年8月から派遣契約に基づき業務立ち上げの準備を進めていた福岡空港での業務を、10月から全面請負契約に切り替え、本格的に開始すると発表。
KONOIKEグループの注力事業の一つである空港関連サービスで、利用客数国内3位、かつ2025年に第2滑走路建設予定でさらに発着回数の増加が見込まれる福岡空港への新規参入により、グランドハンドリング業務を5拠点に拡大するもの。具体的には、昨年8月から同空港でグランドハンドリング業務を行っていた福岡県の二つの地場企業から、KAPSが事業を譲り受け約160人体制で派遣業務を開始したが、10月から約230人の体制で請負業務へと切り替えを行う。福岡空港でも、KAPSが約20年間培ってきた経験とノウハウにより安全・品質に根差したサービスを提供していく。
KONOIKEグループは、1994年からの関空内での業務開始以来、2010年には、羽田への進出および国内大手航空会社の関連企業をグループ会社化するなど、グランドハンドリング業務を戦略的に拡大してきた経緯がある。近年では、首都圏空港(羽田、成田)での業容拡大を進めるとともに、インバウンド需要増加による就航数の増加が見込まれる地方空港における業容拡大の機会を探っていた。
◎関連リンク→ 鴻池運輸株式会社この記事へのコメント
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