-
物流ニュース
CBcloud 登録運転者数3倍に「PickGo」
2017年11月29日
軽貨物クラウドソーシング事業を行うCBcloud(松本隆一社長=写真左、東京都千代田区)のアプリ「PickGo(ピックゴー)」への登録ドライバー数が半年間で600人から約2000人と3倍以上に急増している。
同社が運営する「PickGo」は、スマートフォンを利用して、荷主(企業と個人)と個人事業主である配送ドライバーを直接マッチングすることのできる運行管理システムで、8月に公開したもの。
それまでは「軽town」というサービス名で、荷主企業からの依頼を受けてドライバーに配送してもらっていたものを、個人の依頼にも対応する仕組みに変えたことから、サービス名を「PickGo」に変更した。
「PickGo」は、個人事業主である配送ドライバーが、スマートフォンで自分の顔写真や車両を登録し、サービス内容をPRすることで、荷主からの配送依頼を直接受けることができる。登録は無料で、配送ルートや金額が明確に表示される。
同社取締役の早野祐司氏(同右)は「ドライバーはやりたい案件を選ぶことができ、荷主はドライバーを選ぶことができる」とし、「ドライバーは荷主から選ばれるために、このシステムのなかでは個人事業主らしく営業を行うことができる」という。
「PickGo」への登録は、個人事業主のドライバーのみ行うことができ、運送会社や団体は登録することができない。自分自身の働き方をコントロールすることができるため、利用するドライバーからは「仕事が選べるようになった」と好評だ。
松本社長は「求荷求車マッチングを行うなかで、ラストワンマイルのスペシャリストを目指している」とし、「ラストワンマイルの効率化とドライバーの負担軽減のため、シンプルに簡単に宅配ができるソリューションを提供していく」としている。
同社では、宅配で無理なく収入アップにつながるような環境を提供していくため、年明けにも軽貨物配送ドライバーの働き方改革につながる宅配ソリューションの公開を予定している。
◎関連リンク→ CBcloud株式会社この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ