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物流ニュース
アイシン精機とアドヴィックス 半田工場拡張、物流効率化を進める
2017年12月30日
アイシン精機(伊原保守社長、愛知県刈谷市)は11月24日、グループ会社であるアドヴィックス(小木曽聡社長、同)と、半田地区で生産している制御ブレーキ製品、電動ポンプ、モーター、ECUなどの生産体制の強化をねらいとし、アドヴィックス半田工場(同半田市)を拡張し、半田地区の生産体制を再編すると発表。
アドヴィックス半田工場は第1工場と第2工場からなり、制御ブレーキ製品の主力生産工場として、回生協調ブレーキ、ESCモジュレータ(横滑り防止装置)などを生産している。一方、アイシン半田工場はエアサスペンションシステムなどの走行安全製品や電動ポンプを生産。アイシン半田電子工場ではECUやセンサーを生産している。
今後、車両の電動化、自動運転の進展に伴い、制御ブレーキ製品の需要拡大が見込まれている。これに対応するため、アドヴィックスは、第1工場を拡張し、生産能力の増強を図るとともに、第2工場のラインを第1工場に集約することで、生産性の向上および物流の効率化を図るとしている。
またアイシンは、制御ブレーキ生産ライン移設後のスペースを活用して、電動化の進展により需要拡大が見込まれる、電動ポンプやモーター、ECUなどの電子デバイスの生産能力の増強を行う。
今回のアドヴィックス半田工場の拡張は、2016年竣工の第1工場を増築する形で実施され、2階建てで増築面積6万1600平方m。2019年1月の竣工を予定している。
◎関連リンク→ アイシン精機株式会社この記事へのコメント
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