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物流ニュース
honto 早期配送の提供開始、北海道で新サービス
2018年1月20日
トゥ・ディファクトと丸善ジュンク堂書店の2社は、トゥ・ディファクトが運営するハイブリッド型総合書店「honto」で受注し北海道に配送する書籍を、「MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店」から出荷するサービスを開始すると発表した。
配達地に近い書店の在庫を活用することで、購入した書籍をより早く入手したい北海道の利用者のニーズに対応する。同サービスは、昨年4月に沖縄県で開始したサービスに続く第2弾となる。
「honto」は、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂、啓林堂などのリアル書店を連携させた総合書店。同12月1日現在で会員は約430万人、hontoポイントのサービス導入書店は198店舗、サイトでは紙の本など約90万点、電子書籍を国内最大規模の約80万点取り扱っている。
これまで「honto」の本の通販ストアで注文され、北海道内に配送される書籍は、全て東京の出荷拠点から発送していたが、配送時間の短縮を図るために今回、北海道に配送する書籍は、「MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店」の在庫を確認し、在庫が確保できた場合には、同店より直接出荷するサービスを開始する。
なお、商品の在庫が確保できない場合、これまでと同様に東京都の拠点から出荷する。
今後の取り組みについて、「ネット通販の配送が物流事業者への過大な負荷になるという課題があるなか、DNPグループ書店の在庫を活用した独自の物流網を活用し、hontoならではのサービス拡充を実現していく」としている。◎関連リンク→ 株式会社トゥ・ディファクト
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