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    事故ゼロにアプリ開発 ドライバー同士が情報を共有

    2018年5月1日

     
     
     

     ゴールデンウィークや盆休み、正月休みには、帰省や行楽で全国各地の主要高速道路で大渋滞が発生し、ラジオやナビ、高速道路の掲示板などでも情報が流れているにもかかわらず、毎年、渋滞の最後尾の車両や故障車、事故車などにトラックが追突するという悲惨な重大死亡事故が報じられる。そういった事態に陥らないためにも、ドライバー同士が交通事故や渋滞、故障車停止などの様々な情報を素早く共有できるアプリ・PeaceKeeper(ピースキーパー『平和を守るを意味する』)を開発したとして篠原陸運(篠原隆一社長、大阪府羽曳野市)は全てのスマートフォン対応で、5月中から本格的な運用を開始すると発表した。

     同アプリは①交通状況の発信「交通事故・渋滞などの交通状況を発信し、アプリユーザーに注意を促す」②交通状況共有「交通状況の共有により、交通事故の軽減・渋滞緩和などを図る」③交通安全の注意喚起「高速道路逆送車に対して注意喚起を促すことで、逆走車対策への解決を図る」などをコンセプトに、運送業界が一丸となって発信・共有・注意喚起していくとしている。

     開発に当たった同社の敷地英也統括部長、佐野幸裕係長、安全対策課の清水智氏らは「毎年と言っていいほど、大型連休にトラックが渋滞の後方に追突して、多数の死傷者を出す事故が報じられる。われわれ運送事業者にとって、追突死亡事故などが起きれば、その会社は、たちまち社会的信用を失うとともに、行政から厳しい監査・指導を受けて事業も成り立たず、廃業に追いやられるケースも大いに考えられる。こういった事態を発生させないためにも、当社ではドライバー同士が渋滞に巻き込まれた場合に、アプリを利用して声(情報入力者は声で情報入力可能でスマートフォンの細かな操作が必要ない)による情報を発信し、アプリユーザーが同じ高速道路を通行していた際に、渋滞箇所を瞬時に把握し、渋滞の後続車に追突しないように情報が得られる。また、渋滞だけでなく、高速道路上では事故や落下物、さらには故障車や逆走車も存在するため、それらをアプリユーザーが目撃したら、すぐに声で情報を発信することで、アプリから全てのユーザーに注意喚起し、最悪の事態を回避することが可能」と説明。

     さらに、同アプリは多くの運送会社やドライバーが利用することで情報共有が図られ、安全で快適な運行が実現出来る画期的なものと言え、同アプリの取り組みに賛同いただける企業には「事故ゼロ運動として当社からディプロマを発行する。また、使用して気付いたことや改善策などの意見も採り入れ、事故ゼロに近づけるように改善を行う。また、この取り組みに賛同いただける企業には当社CSR(企業が社会に対する責任を果たし、社会と共に発展して行く活動)のホームページに企業名を掲載させてもらい、貴社WebサイトにCSR活動への取り組みとして利用いただける」と説明。

     また、アプリに対しての広告掲載も同時募集を行い、広告掲載に関しては「アプリ広告枠を用意し、物流業界、ドライバーに向けてピンポイントで広告を出すことができる。収益はアプリ開発・維持費・寄付として利用させてもらう」と取り組む企業に対しても様々なサポートを実施するようだ。

     
     
     
     
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