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物流ニュース
三菱地所グループ 保育所付きオフィス新設、ママスクエアと協力
2018年4月28日
三菱地所グループは4月19日、保育事業を展開するママスクエアと協力し、初の取り組みとなる保育所付きワーキングスペース「コトフィス~こどもと働くオフィス~」を東京・丸の内の新国際ビル1階に新設し、内覧会を開催。小池百合子都知事も視察した。
この施設は三菱地所プロパティマネジメントが運営管理するビルのテナント企業と企業間契約し、各企業の就業者限定で利用できる託児所。定員は0歳児6人、1歳児6人、2歳児11人の計23人。開所時間は祝日・年末年始を除く月曜から金曜の午前7時30分から午後6時30分までで、同8時までの延長が可能。土曜も利用できる。保育スペースのほか、親のワーキングスペースも設置し、フリーのオープンデスク13席、1人個室4席・2人個室6席がある。コトフィスでは「子供のそばで働ける環境にこだわり、子供の成長を見逃さない、万一の有事にはすぐ子供のそばに行けることを条件とする希望が増えている」という。
施設全体は森をイメージした色や造りになっており、子供用トイレやシャワー設備、専門の調理師と厨房も配備。事務室ではカメラ映像で施設内を常時管理している。
ママスクエアの藤代聡社長は「親御さんの負担を軽減する意味と食育を重視する意味から、お子さんの朝・昼2食と帰宅前の軽食のサービスも基本契約に含めている」と説明。また「毎日の、親御さんと保育士との連絡帳も手書きではなくスマートフォンでできるようにした。スマホでダウンロードするだけで使えるアプリケーションを開発したので、その点でも負担を軽くできたと思う」と述べた。
三菱地所のテナントサービス推進室の須田準人参与と伊村久美子主査は、「当社が運営管理するビルはこの周辺だけでも約40棟ある。今後も管理ビル内で空き室が出たら拡大する予定」と話す。開業は4月23日で、同日は東京・永田町にも同施設「企業主導型保育施設コトフィス山王パークタワー」を開業した。
◎関連リンク→ 三菱地所株式会社
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