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物流ニュース
オフィスバスターズ 物流パートナー委員会立ち上げ、運送会社の確保難しく
2018年7月26日
リユース循環型のオフィスプロデュースを提案しているリユース総合商社オフィスバスターズ(天野太郎会長、東京都中央区)。年間20%の成長を目指す同社では、増加する物量に対応していくために毎年、パートナー会社(協力運送会社)の募集に力を入れている。
事業のメインであるリユースソリューションサービスでは、オフィス家具やOA機器の買い取り、仕入れ(撤去、廃棄)と、販売(設置)を行っており、物流は大きく分けて、仕入れ部門と販売部門に分かれている。
仕入れと販売をあわせた物量は現在、オフィス家具で4トン車年間9600台分、OA機器で同2000台分、廃棄で同約5000台分となっており、年ごとに増加。既存のパートナー会社だけでは対応しきれなくなると予想している。
オフィス家具とOA機器部門の仕入れ調達を統括しているリユースソリューション本部の藤本匡彦本部長は「当社の物流は現在、国内38店舗がそれぞれパートナー会社を手配しており、物流を統括する部門を持っていない」と話す。
物量の増加やドライバー不足などで運送会社の確保も難しくなるなか、「現状の体制のままでは非効率なので、約2年前から物流パートナー委員会を立ち上げて、今後の物流戦略について検討を進めている」という。
同社では、パートナー会社に対して、より稼いでもらえるために、物を運ぶだけでなく、解体作業や設置作業といった付帯作業を行ってもらうことで、一案件に対する単価を上げていくという提案を行っている。
さらに、廃棄の契約やマニフェスト作りのサポートといったサービスも行っているため、廃棄物収集運搬のライセンスを持ったパートナー会社にも、設置作業などの付帯作業を取り入れてもらうなど、最終的にはトータルで作業をこなしてもらえることを望んでいる。
現時点では、運送のほかに、付帯作業も外注していることから、ノウハウが無い運送会社であっても、解体や設置などの付帯作業を取り入れてもらって「ともに大きく成長していければ」と考えている。
◎関連リンク→ 株式会社オフィスバスターズ
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