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物流ニュース
共立トランスポート 軽の低温冷凍車開発、久松自動車販売と共同で
2018年7月24日
共立トランスポート(久保秀樹社長、大阪市西区)は、久松自動車販売(大阪府羽曳野市)と共同で軽の改造低温冷凍車を開発した。
久保社長は、「まさにオールラウンド。軽貨物の荷物は、これ1台で全て運べる」とし、「パレット積み、宅配、マイナス20度の冷凍品、常温まで、全てに対応できる」と自信を見せる。
「従来は、『朝は常温品をワンボックスで、昼からは冷凍車』などのように、運ぶ荷物に合わせて車両の乗り換えが必要だった」が、同車両であれば、その手間をなくすことができ、「労働時間も短縮できる」。箱の載せ替えが可能なため、「代替えのたびに車両ごと買い換える必要はなくなるため、生涯ランニングコストを抑えることが可能」。
さらに、「1人1車制が実現し、ドライバーが責任を持ってメンテナンスするようになる」という利点も。
地上高は約2.3m。従来の車両に比べて、1.3倍の荷物を積み込むことができる。「たくさん積めるので、お客からも好評」。すでにメディカルや弁当など、さまざまな荷物を運んでいるという。
同社長は、「やる気のある個人ドライバーさんだと、用途に合わせて幌、冷凍、ワンボックスと車両を3台持っているが、これさえあれば1台で済む。駐車場や保険代などの維持費も一気に3分の1に抑えることができる」とアピールする。
車両の製造を久松自動車販売、販売を共立トランスポートが担当する。価格は285万円。
当面は関西限定での展開で、納期は「早ければ2〜3週間」だという。
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冷蔵冷凍車での配送を受託を始めようとしています。常温便の配送を3年程経験しておりますが、縁あって冷蔵冷凍への転換をするところです。
先ずはリース車でスタートしておりますが、いずれは自前で保有していこうと考えておりますのです、参考にさせていただきます。