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物流ニュース
シモハナ物流 定例会議「安全は全てに優先」
2018年9月12日
食品物流を広く手掛けるシモハナ物流(下花実社長、安芸郡坂町)は「安全はすべてに優先する」の理念のもと安全教育を徹底。関係する定例会議を毎月開催している。
具体的には安全衛生会議(月1回)、2日間にわたる初任運転者講習(毎週)、事故惹起講習(月2回)、ドライブマイスター講習(月1回)だ。このほかに各営業所のドライバーミーティングには運転指導に関わる本社・管理統括部から担当者を派遣して安全運転指導を行う。
このうち安全衛生会議は、全営業所を専用回線でつないで開催し、現状の把握と課題を共有する。7月の同会議では、ドライブレコーダーの映像による事故事例の情報展開と該当営業所からの状況を報告。後退時の事故対策についても解説された。
管理統括部の安全教育担当の中村悠基氏は、この中で「後退時の3動作」として①ラジオを切る②窓を開ける③ハザードランプを点灯する――ことを後退動作に入る前に行うよう説明。また同社では全車両1273台に車載カメラ5台を搭載(6月末現在、コンビニ配送用車両を除く)しているが、実際の後退動作中には「ミラーは距離感をつかみにくいし、バックアイカメラでも見えない箇所がある。日ごろからトラックの特性と合わせて確認しておくことが肝心」と解説した。
このほか、摂取後のアルコール分解時間の知識も紹介されるなど、多岐にわたる情報を参加者全員で共有していた。
◎関連リンク→ シモハナ物流株式会社
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