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物流ニュース
テクノ自動車学校 安全教育を特注で、企業の要望に柔軟対応
2018年11月16日
【広島】一度でも重大事故を起こせば、その代償は大きい。大切なドライバーと会社の信頼を守るため、どこも安全教育に熱心だが「講習のネタが尽きてしまった」と悩む人も多いのではないだろうか。
テクノ自動車学校(竹内勝博社長、安芸郡熊野町)は、受講者の要望に応じてカスタマイズできる安全講習を提案。8年前にはテクノ交通教育センターを建て、県外からも受講生を受け入れている。
同校では、平成8年から安全講習を実施しているが、当初は学校側が決めた一律の講習内容だった。しかし、受講者が望むものとのミスマッチに気づき、内容は企業の要望に応じて柔軟に変える今の形になった。「本当にかゆいところに手が届く講習を提供したい」と竹内社長。
講習は実技が中心。目測値と実測値が違うことや他の受講者の整備を見るなど体験して学んでもらうことに力を入れている。実技は複数人で受講するよう勧めていて「互いにフォローや状況把握ができる。普段の何気ない動作も他者のヒントになることで、その人の自信につながる」(同社長)。
安全教育をより充実させたい、社内では教育が行き届かないと感じる企業が積極的に受講していて、内容を刷新して二度三度と受講する企業も多いそうだ。
竹内社長は「管理者が安全意識を高めようと一度決めると、会社全体の意識が変わり事故は減る」と話している。
◎関連リンク→ テクノ自動車学校
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