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物流ニュース
プラスプ ドライバーの健康管理を支援
2018年10月17日
物理療法の普及を目指し、医療機器の販売などを手がけるプラスプ(東京都千代田区)。横山充洋社長は、健康管理に携わって40年という自身の実績を活かし、腰痛や不眠で悩むドライバーのため、温熱式指圧代用器「マスターV3」などの導入を運送事業者に提案している。
同社長は、「重い荷物を運ぶドライバーさんは、手足はもちろん、背中や腰に負担がかかる。ベテランならなおさら。筋肉の疲れをその日のうちに取ることで、翌日の活力になる。健康管理の基本」と語る。
「マスターV3」は、「厚労省認可の医療機器で、温熱指圧や灸、整体を全自動で行う疲労回復マシン」。内部の加温・加圧ヒスイ球軸が脊椎の長さや屈曲度といった個人の特性を分析し、自動で調整する「脊椎スキャニングシステム」を搭載。同球軸は特殊発熱体を使用しており、遠赤外線を放出することで「体をじんわりと温める」という。
6段階の強さ調節が可能で、健康状態や好みに合わせて、カイロプラクティック理論に基づいた12種類のリラクゼーションプログラムから選べる。
同製品は、脚付きのベッドタイプで、事業所内の仮眠室での使用を想定。「就寝前に30分から50分乗るだけ。そのあとに通常の寝具に戻れば、すぐに眠れる」という。価格は、5年リースの場合で、月額約1万5000円。
また、ドライバーの自宅での使用を想定した「健康管理3点セット」も用意。「マスターV3」のコンパクト版で、折りたたみ可能な「リフラックス」、寝具の下に敷いて使用し、不眠症や頭痛、便秘などに効果がある電界医療器「セレンテ350」、高濃度酸素サーバー(非医療器)の3点がセットとなる。「会社がまとめてリース契約を結び、ドライバーさんの自宅に長期間貸与されるケースにも対応している」。
同社では、「百聞は一見にしかず」と、デモ機の貸し出しを行っている。「遠方は配送するが、近場は持参する。全国どこでも対応可能」とし、「利用した企業からすぐ、『社員全員に使わせたい』という電話をいただくことも多い」と語る。
「神経は脳の一部。背骨を通して全身と脳で信号を送り合っているが、悪い姿勢などで背骨が圧迫されれば情報の伝達が滞る」と指摘。「体を正常に保つ指令を、滞りなく伝達するために、背骨付近をほぐしたり、温めることが必要」と、これらの機器の重要性を強調する。
「ドライバーさんにとって、疲労や睡眠不足の改善、日々の健康管理は大きな課題の一つでは」と分析する横山社長。「安全運転のためだけでなく、ドライバーさんの健康を担保することで、新規採用や社員の定着にもつながるはず。ぜひ一度試していただけたら」と語った。
◎関連リンク→ 株式会社プラスプ
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