-
物流ニュース
スターフェスティバル 「スタロジ」開始、空き活用で効率化図る
2018年11月27日
フードデリバリー事業を展開するスターフェスティバル(岸田祐介社長、東京都渋谷区)はこのほど、顧客向けにお弁当・ケータリングの配送を行うために稼働している軽貨物車両の空き時間・スペースを活用した荷物の配送・運送シェアリングサービス「スタロジ」を開始した。
同社は、物流会社を中心とした「配送パートナー」と連携し、フードデリバリーの総合インターネットモール「ごちクル」やデリバリー型社員食堂「シャショクル」などのフードデリバリーサービスで、月間約60万食の食事を届けている。
新事業「スタロジ」は、時間制で確保・稼働させている配送パートナーの車両の未稼働時間および、空きスペースを活用することで、輸送効率の向上を図るとともに、稼働率を高めてドライバーの収益確保につなげる狙いがある。
同社ロジサービスグループの原島健グループリーダー(写真奥)は「デリバリーサービス開始以来、取扱数量は増加し続けており、今では首都圏だけで、毎日200台の車両がお弁当の配達で動いている」という。
物流業界では、ネット通販の急増で、ドライバーの需要が拡大する一方、配送員の高齢化や人手不足が問題となっている。取扱量が増加しているスターフェスティバルにとって、配送員の確保は最重要課題であり、「スタロジ」には、その対策としての期待もかかっている。
「スタロジ」は、食材・衣類、イベント関連機材など、ありとあらゆる荷物を高品質なサービスで安価に運ぶというサービスで、配送費は複数の荷物を運ぶ場合も、東京23区以内一律3500円(税別)。
また、法人限定で、1時間~4時間のドライバーチャータープランも設けている。今後の展開について、同社は「マーケットサイズの大きい東京23区をはじめ、大阪・名古屋エリアへの拡大も視野に入れている」としている。
◎関連リンク→ スターフェスティバル株式会社
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ