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物流ニュース
関電など3社 電柱に宅配ロッカー、再配達低減をめざす
2018年12月4日
関西電力(岩根茂樹社長、大阪市北区)、フルタイムシステム(原幸一郎社長、東京都千代田区)と、日本ネットワークサポート(井狩雅文社長、大阪市中央区)は11月1日から全国初となる電柱吊り宅配ロッカーサービスの実証実験を開始。
この実験は、平成28年に関西電力が開催した電柱を活用したビジネスアイディアコンテストで選出されたアイディアを元に事業化を目指したもの。宅配ロッカー専用支持具の製造を日本ネットワークサポートが、事業の企画・運営・評価を関西電力が行い、宅配ロッカーの保守・運営をフルタイムシステムが24時間365日遠隔管理体制で担当する。
実験における利用者は、ロッカー設置箇所周辺の32世帯から、フルタイムシステムへ利用者登録を行った者が対象となる。
また宅配ロッカーも本実験の実施に合わせ、防水加工が施された上で電柱に3か所固定、加えて地面から離れた新デザインのロッカーとなっている。
実験は2019年の3月15日まで実施される予定。実験場所は京都府相楽郡精華町に3か所。ロッカーはマンション棟内に設置スペースがなく、宅配ロッカーが通行に支障を及ぼさない地点などに設置されている。事業化の判断はロッカーの利用者数や利用回数などを参考に行われるという。
◎関連リンク→ 関西電力株式会社
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