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物流ニュース
安城自動車学校 管理者教育に注力
2018年12月27日
「働く人の幸せと安全を追求する」をコンセプトに設立した、安城自動車学校(石原慧子社長、愛知県安城市)の「人と安全研究所」。運転を教えるのではなく、安全運転の意識を高めることを念頭に、各企業の交通事故をなくすことを目的としている。
現在、県内外の物流企業を中心に、金融・製造・サービス業など、トラックや営業車を使用する企業の事故防止をサポートする同社。設立した経緯について石原社長は「地元の企業から、『自動車事故が多くて困っている』との声を受けて、自動車学校として何ができるかを考えた。事故を起こさないために重要なのは、企業の意識と本人の意識を変えること」と話す。企業と人を育てるような、安全運転教育を基軸に置いた。
同社の企業研修は、一般的に見られる画一的なものではなく、企業の課題点をじっくりとヒアリングするところから始まる。「人と安全研究所」の中心的な役割を担っている渡邉貴幸インストラクターが、企業の抱える課題点や改善点を聞き、独自の研修プログラムを作成。事故惹起者に対しての座学や添乗指導はもちろん、新人ドライバーを指導する管理者のレベルアップを図る教育にも注力している。「各企業で、指導する立場の管理者のレベルが統一されていなければ、事故防止にはつながらない」と渡邉氏は指摘する。
今後も物流会社の良きパートナーとして、安全運転と事故撲滅に取り組む。
◎関連リンク→ 安城自動車学校
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