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物流ニュース
デルタ フォーク用ドライブレコーダー「現場監督」 運転サポートが特徴
2019年1月22日
デルタ(大阪市港区)は、48VのDCコンバーターを付属したフォークリフト用ドライブレコーダー「現場監督」を運送事業者に提案している。もともとは港湾や空港の大型特殊車両向けに開発されたという同製品だが、今では物流現場のフォークにも広く採用されており、大手物流会社で400台導入された実績を持つ。
デザイナーの藤原正人取締役は、「部品点数が少ないため扱いやすく、整備部門をお持ちの会社なら、自社で取り付けられる」と説明。1セット4万1000円(税別)という低価格もユーザーからの評価につながっており、大手物流会社では東日本エリアの全台に導入されているという。
同氏は、「事故はどこで起きるか分からないため、保有車両の一部だけに取り付けていても効果が薄く、構内を走るフォーク全てに導入されることをお勧めしている」とし、大量導入を考える事業者にとって、低価格は大きなポイントになっているようだ。
そして、ユーザーの声を取り入れ、このほど新製品として発売したのが4カメラ防水システムの「現場監督 オペレーションサポート」だ。防水仕様のモニターと4チャンネルのカメラがセットになっており、従来製品の「録る、映像を残す」というドライブレコーダー機能に加えて、モニターの設置により、オペレーターの「運転をサポートする」機能を加えたのが特徴だ。価格は標準装備で8万8000円(税別)。
オプションとして、フォークの爪に設置するカメラも用意。フォークの先の映像をモニターに表示する。「高所作業もモニターを見ながら作業でき、ユーザーからは喜ばれている」。
藤原氏は、「ユーザーからは、『圧倒的に事故が減った』という声が届いており、労災を減らすためにも、多くの企業で導入頂きたい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社デルタ
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