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物流ニュース
レンタル収納スペース推進協議会 フォーラム開き飛躍誓う
2019年1月17日
レンタル収納スペース推進協議会(RSA、多田充伸代表理事)は昨年11月21・22の両日、「2018セルフストレージ・フォーラム・イン・ジャパン」を開催した。21日は東京・神田の会議室に約150人が参加、満席状態となった。
多田代表は「本年、SSAA(セルフ・ストレージ・アソシエーション・アジア)と協会同士の業務提携を結び、SSAAジャパンとして、SSAAの日本での活動をサポートしていくことになった。今回はSSAA企画としてアジア共通のフォーラムである『インスピレーション・ジャパン』として開催する。この1年、多くのマスコミでトランクルーム事業が取り上げられ、レンタル収納スペースの認知も大変盛り上がってきた。生活圏の近くの店舗も多くなり、投資対象としても注目され始め、アジアでは香港、シンガポール、台湾に続き、中国でも事業が拡大してきている。2018年度のトランクルームの売り上げは前年比7%増の690億円となる見込み。業界の目標は1000億円をめざしている」と、あいさつした
また、SSAAエグゼクティブディレクターのルイジ・ラ・トーナ氏は「我々SSAAとRSAは、更にこの業界を盛り上げるために取り組みを共にしていくことにした。これは簡単なことではなく、成功させるためにはビジョンが必要であり、チャンスを見極め、同時に課題にも向き合わなくてはいけない」とし、2団体の提携を実現させた功績に対し、多田代表と吉田得生専務に感謝のトロフィーを贈呈した。
基調講演の講師はCBREの大久保寛氏で、「不動産市場の概況と展望」をテーマに講演。また、「SSAAセルフストレージのアジア市場レポート」をルイジ氏が、「日本の収納ビジネス現況と課題」を吉田専務が発表した。セッションは4グループで開催。「セルフストレージビジネスの魅力と展望」「投資対象としてのセルフストレージ」「屋外セルフストレージの課題と進化」「消費者が期待するトランクルームとは」の4テーマで意見交換した。
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