-
物流ニュース
クレディセゾン 「アドバンストペイセゾン」 給与の柔軟な受け取り方
2019年1月28日
クレディセゾンが提供する、給与受け取りサービス「アドバンストペイセゾン」が、物流業界で好評を得ている。このサービスがスタートしたのは2017年7月。サービス導入企業の従業員がスマートフォンなどから簡単な操作でクレディセゾンに申請すると、直近に支払い予定の、給与の一部を速やかに振り込んでもらえるというもの。企業側は前払いのための手続きや管理、現金の準備などが不要になり、従業員側は社長や経理担当者に前払いを頼みに行く負担がなく、24時間いつでも申請でき、指定の金融口座に当日もしくは翌営業日に振り込んでもらえるというメリットがある。
このサービスを担当するクレディセゾン戦略企画部・事業開発グループの末吉章寛氏は「現在は人材確保が困難な時代で、賃金アップで他社との差別化を図ろうとすると、コスト負担に際限がなくなる。それよりも福利厚生を手厚くし、働きやすい職場環境づくりに注力し始め、その一つとして、柔軟な給料の受け取り方に対応することも従業員の満足度向上につながる」と話す。
同サービスは2018年6月に特許を取得し、同9月にはセブン銀行リアルタイム振り込みを開始。セブン銀行の口座を受け取り口座に指定すると、曜日や時間を気にせず申請でき、スピーディに振り込まれ、24時間365日受け取りが可能となった。
末吉氏は「金曜の午前11時までに申請すれば当日に振り込まれるが、その時間以降になると、振り込みが指定金融機関の翌営業日になってしまう。土・日に現金が必要な時や、月曜の引き落としを忘れていた時などでも対応ができるようになった。今後も利便性を高めていきたい」という。
また、導入企業には、「問い合わせ窓口も好評をいただいている。申請などの操作は一度使ってみれば簡単に覚えていただけるが、やはり初めて利用する際には問い合わせも多い。導入企業の担当者が、それに対応しようと手数が増えてしまっては本末転倒。問い合わせ窓口を置くことで返答も素早くなり、各企業の負担も軽減したと喜んでいただいている」。このほか、「Webで受け取る電子請求書のサービスも始めた。ご利用いただいた企業への請求書を電子化することで、担当者の負担を軽減し、ペーパーレス化でエコにも貢献できる」という。
また、クレディセゾンでは、振り込み手数料の削減が可能な振り込み代行サービスをはじめとして、法人向け商品を多数用意しているという。特に、「会社代表の方にお勧めしたいのが〝セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード〟。会社の光熱費や経費などの支払いを、同カード払いにすれば、経理担当者の支払い手数を省き、かつポイントが貯まれば何かに利用することもできる。国税の支払いも可能なため、ぜひ、お勧めしていきたい」と述べる。最後に「導入後もしっかりとサポートさせていただくので安心してご活用いただきたい」と語った。
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ