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物流ニュース
シロキコーポ 遮熱塗料の反射実験、室温上昇を防ぐ効果
2019年3月5日
高日射反射率塗料「ミラクール」を手がけるシロキコーポレーション(堀智彦社長、名古屋市)は先月に、福岡市内で開かれた研修会で、遮熱塗料の反射実験を行い、その効果を示した。
同商品は高い遮断性効果を発揮するもので、「太陽光に含まれる熱の元となる近赤外線を効果的に反射し、建物の屋根、外壁などが太陽光で高温化することを防ぐ」という。その結果、「建物内部の室温上昇を防ぎ、冷房負荷を削減することができる」としている。メカニズムとしては、①中空セラミックバルーンと特殊顔料の相乗効果で太陽光を効果的に反射することで温度上昇を防ぐ。②中空セラミックバルーンが塗膜の熱伝導率を低くし、室内への貫流熱を減らす。③中空セラミックバルーンが長波放射率を高めることで表面の熱を冷ますというもの。
物流倉庫の屋根や外壁、タンク・配管だけでなく、車道や歩道のヒートアイランド現象を防ぐ商品として近年、注目を集めている。カラーバリエーションも豊富で様々なシーンで活躍が期待できるだけでなく、スレート屋根に塗装された経過観察で、「劣化具合に顕著に差が出ており、チョーキングの発生程度にも明らかな違いがあり、耐久性の面でもその差は大きい」としている。同社は同商品に付随して、補修なども行っており、倉庫の改修に合わせて導入が可能だとしている。
◎関連リンク→ シロキコーポレーション株式会社
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