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物流ニュース
enigma 前払い給与サービス、ガラケーでの利用も可能
2019年3月13日
enigma(エニグマ、東京都新宿区)は前払い給与サービス「enigma pay」を提供している。COOの小口敦士氏は、「立て替え方式ではないことに加え、法令順守を徹底しており、安心して利用いただける」と胸を張る。
「企業側・従業員側双方の運用のシンプルさにこだわった」と語る同氏。「勤怠データはCSVや手入力でアップロードボタンを押すだけでクラウドに送信できる。写真をアップロードするような感覚」とし、勤怠システムとの連携も可能。「ユーザーにヒアリングして細部まで使いやすさを追求した」と明かす。
従業員はアプリかウェブサイトから申請。ログインすると、最初の画面に前払い可能な上限金額が表示される。「最短で当日振り込みが可能で、業界最速クラス」と語る。
運送事業者からは、「ドライバーと顔を合わせる機会が少ないことや、現金を保管するリスク回避から支持されている」とし、「大手宅配企業から数十人規模の企業まで幅広く利用いただいている」と話す。ドライバー側も、「いわゆるガラケーでの利用が可能な点が好評」という。
同サービス導入のメリットとして、「採用活動での優位性」を挙げる同氏。「物流業界では『日払い・週払い』や『前払い』が検索条件で上位にランクインする。人手不足に悩んでいる企業にとって、応募喚起に役立てられるのでは」と分析する。
利用料は月額5000円。「初期費用は無料。申し込み後、2週間から1.5か月ほどで導入可能」と語る。「アナログで管理していた勤怠などのデータをシステム化できることでも重宝されている」
「設立から約2年、ユーザーからは、採用活動や人材の定着に関する悩みが多く聞かれた。悩みにはニーズがある」とサービス開始の経緯を語る小口COO。「採用支援サービスは数あれど管理ツールだけでなく、福利厚生にもつながる『エニグマペイ』で、悩みを抱える物流企業の手助けができたら」と語った。
◎関連リンク→ 株式会社enigma
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