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物流ニュース
国交省 健康起因事故対策協議会を開催
2019年4月3日
国交省はこのほど、事業用自動車健康起因事故対策協議会を開催。福田守雄官房審議官に代わって安全政策課の山腰俊博課長が「今回は健康起因事故の発生状況や事業者の調査結果などを紹介の上で、心臓疾患対策ガイドラインの普及を含めた議論をお願いしたい。早期にガイドラインを作成し、事業者の皆様に活用していただき、心臓疾患による交通事故を減少させたい」とあいさつ。
運転者の健康状態に起因する事故報告件数を見ると、トラックは、平成26年35件、同27年55件、同28年75件、同29年84件と増加傾向にある。うち運転中に意識障害などにより運転が不能になったものは、同26年20件、同27年32件、同28年39件、同29年46件となっている。
また、平成29年度に実施されたアンケート調査を公表。SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査を受診する事業者はトラックでは34%、脳血管疾患スクリーニング検査では5%、心臓疾患スクリーニング検査は3%となった。トラック事業者では必要性は感じているものの、「人員配置上、受診させる余裕がない」などの理由で受診させていないという。
◎関連リンク→ 国土交通省
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