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物流ニュース
PALTAC 米国企業と協業でピースピッキングロボットを導入
2019年5月4日
PALTAC(糟谷誠一社長、大阪市)は、米国のライトハンドロボティクス社と協業し、ライトハンドロボティクス社が提供する最新のピースピッキングソリューション 「RightPick」を、日本で初めてPALTACが新設する物流センターに導入することに合意したと発表。
RightPickは、吸着機能と指で掴む機能を併せ持つ独自のグリッパ(手)でさまざまな商品を高速で掴み、置くことが可能。また、商品事前登録作業や商品ごとの把持操作プログラミングが不要で、エラーによる停止が少ないといった特徴を有している。
今回、新設予定のRDC埼玉へRightPickを複数台導入し、従来では困難だったピースピッキングを自動化することで、生産性の向上を図る。
PALTACは、AIやロボットなどと物流ノウハウを融合させ、人員生産性が2倍となる独自開発の次世代型物流システム「SPAID」を開発。2018年8月には同システムを導入した自動化物流センターのRDC新潟を新潟県見附市で稼働させ、AIロボットによるケース(カートン)ピッキングの自動化を実現している。
PALTACの物流センターでは常時2万種類以上を取り扱い、保管容器中にランダムな状態で置かれたさまざまな形状、重さの商品を高速で的確に掴み取り移動させる必要があることから、ピースピッキングの自動化が困難とされていた。
◎関連リンク→ 株式会社PALTAC
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