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物流ニュース
北海道運輸局 貨客混載バス活用の買物支援サービス開始
2019年3月25日
北海道運輸局は3月25日、士別市朝日地区で、路線バスの活性化、地域の買い物利便性の確保を目的として「貨客混載バスを活用した買物支援サービス」が始まると発表した。
対象店舗は西條士別店、ビッグハウス士別店で、対象地域(配送される地域)は士別市朝日地区。サービスの開始日は同28日。
対象店舗で購入した商品を路線バスとトラックを使って購入者の自宅に当日配送するもので、士別軌道の貨客混載バス朝日線で輸送し、ヤマト運輸が荷受してユーザー宅への配送を担当する。配送の受付は、当日の正午まで。
同運輸局では実証実験を行うなど、このプロジェクトの実施に向けて支援を行ってきており、地域の幅広い関係者による協働のもと、同サービスが実現することになった。
道内の地方部では「利用者減少による路線バスの採算性悪化」や「買い物拠点の減少」といった問題が顕在化しており、同地域では「貨客混載バスのスキームを活用した買い物支援サービス」の導入に向けて、2017年10月に検討会が開かれ、2018年2月に実験を実施していた。
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