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物流ニュース
スターフェスティバルとウェブクルーが提携 簡易引っ越しサービス開始
2019年3月20日
フードデリバリー事業を展開するスターフェスティバル(岸田祐介社長、東京都渋谷区)はこのほど、「ズバット引越し比較」を運営するウェブクルー(藤島義琢社長、同世田谷区)と提携し、簡易引っ越しサービス「スタロジプッチ便」サービスを開始した。
3月~4月の引っ越し繁忙期に合わせて、「ズバット引越し比較」の利用者向けに、荷物の配送・運送シェアリングサービス「スタロジ」を活用したサービスで、荷物の配送に特化している。そのため、利用者が車両への積み込み、荷下ろしを行う。
「スタロジプッチ便」について、スターフェスティバルロジサービスグループの原島健グループリーダーは「引っ越し難民を少しでも助けたいと考えるウェブクルー社からのお誘いではじめた。社会貢献の意味合いが大きい」という。
「我々の事業はフードデリバリーなので、毎日弁当を運んでくれるドライバー200人の収入を上げたいと考えている」として、「ドライバーが目標としている1日の売り上げを確実に超えるように、空いた時間にスタロジプッチ便などの仕事をマッチングしている」と話す。
引っ越し繁忙期には、引越料金が高騰するため、若い人のなかには、小さな車で運べるように、フリマアプリ「メルカリ」などで荷物を売って、持ち物を減らす人も少なくない。引っ越し先で新しいものを買う方が引っ越し料金よりも安い場合があるという。
スタロジプッチ便では、できるだけ安く引っ越しをしたいと考えている利用者や免許を持たない人をターゲットに、ドライバーは契約した時間で輸送のみ行う。
原島グループリーダーは「当社がドライバーに渡せる弁当配送費は限られているので、値上げの代わりに、別の配送の仕事を空き時間に組むようにしている」とし、「その結果、荷主にとっては安い配送料で、ドライバーにとっては1日の売り上げが高くなっている」としている。
「スタロジプッチ便」は、「ズバット引越し比較」の利用者に提供するサービスで、搬入・搬出可能時間は、正午~午後6時、配送可能エリアは都内23区。料金は2時間5500円、3時間8000円、4時間1万円(全て税別。車両への荷積み・荷下ろし時間も含む)。
◎関連リンク→ スターフェスティバル株式会社
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