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物流ニュース
ヤマト運輸など4社 ダブル連結トラック出発式
2019年4月8日
ヤマト運輸、日本通運、西濃運輸、日本郵便の4社は3月28日、関東から関西間での幹線輸送で、スーパーフルトレーラSF25を活用した共同輸送を開始し、その出発式を同日、ヤマトグループの関西ゲートウェイで実施した。
冒頭、全国物流ネットワーク協会の森日出男会長は「従来だと個社単位で走っていたところ、ダブル連結を行い共同輸送することで、ドライバーの数やCO2の排出も半分になる。人手不足や環境問題にも適した取り組みと思っている。また、安全面でも、各社でトレーラに熟知したドライバーを選出しており、12時間の教習を行っている。課題の多い運送業界にあって、会社の枠組みを超えて共同で輸送することは、問題解決に向けた大きな効果が望める。今後は、さらに多くの企業が参加できる環境を整えていきたい」とあいさつした。
今回の共同輸送では、ヤマトグループの関西GWと厚木GW間を、日本通運、西濃運輸、日本郵便のトラクタが、ヤマト運輸のトレーラを連結し、幹線輸送する。合計6台のSF25が両拠点の間を相互に運行する。
SF25の導入で、積載量が従来の大型トラックの2倍となり、一度に大量の荷物を輸送できるようになる。さらに異なる事業者のトレーラを連結し1台の車両として運行できることから、事業者の壁を越えた輸送の効率化にもつながる。
また、SF25を活用した共同輸送の取り組みが同日に、改正物流総合効率化法の対象として国交省から認定を受けている。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社
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