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    本田木材 海コンサイズの梱包用合板「ロジパネ」誕生

    2019年6月25日

     
     
     

     海上コンテナサイズにあわせた梱包用合板「ロジパネ」(1170mm×2300mm・厚さ9mm)が本田木材(本田清範社長、東京都調布市)から販売された。

    現在、合板市場は住宅・構造用サイズの「サブロク合板」か、世界基準の「シハチ合板」が一般的となっている。このため、海コン物流の梱包に使用する際はサイズに合わせてカットする必要があった。しかし、ロジパネを使用すればカットする手間が省け、作業負担が大幅に軽減される。

     同社の本田浩一専務によると、「物流関係者の中には『サブロク(910mm×1820mm)』と『シハチ(1230mm×2440mm)』しかないと思っていた方が多く、コンテナサイズは世界共通のため、『画期的な商品』と評価されている」という。同社がロジパネの開発をスタートしたのは2017年秋。国内最大級の物流事業者から「海コンにあった合板を開発できないか」と要望されたことがきっかけだった。

     合板のサイズを変更するには海外メーカーと現地で協議する必要があり、本田専務は3か月に一度のペースでベトナムに出張することとなった。現地では「特殊寸法はオプション」という考え方が強く、コスト高になる。本田専務は現地メーカーを一軒ずつまわり、粘り強く品質の高いメーカーを探して交渉を進めた。

     本田専務は「ベトナム合板といっても、各メーカーで品質の差は激しく、それを『本田プレミアム品質』まで高めるのには苦労した」という。ロジパネはカットが不要のため人件費を削減するだけでなく、無駄なカットを避けることで廃棄処理費を削減し、自然環境を意識した資材を選定している。また、輸入する際も通常の合板だとコンテナにサイズを合わせるため複雑に積載する必要があるが、ロジパネの場合は、コンテナサイズにフィットしているため、荷下ろし(デバン)作業がスムーズにできる。本田専務は「複雑に積載されたデバンは時間がかかるだけでなく、危険を伴うこともある。『安全性が高まってうれしい』という関係者の話もある」と説明する。

     現在、販売場所は横浜港だけだが、今後は全国での販売も視野に入れている。本田専務は「コスト面から海外メーカーの合板を調達しているが、間伐材利用の点からも、国内メーカーにロジパネを作ってもらえる環境をめざしていきたい」としている。

     
     
     
     
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